令和元年(平成31年)の『在留資格取消件数』が過去最多

在留資格の取り消し処分が増えているのを知っていますか?


在留資格を持って、日本に住んでいる外国人は年々増加していますが、その一方で、在留資格の取消処分が増えており、昨年は過去最多となりました。

昨年の取り消し件数は993件となり、一昨年前に比べて20%近く上昇しています。


国籍別にみるとベトナムが全体50%近くを占めており、次いで中国(15%)、ネパール(8%)と続いています。


取り消し理由で、多いものは何でしょうか。

上位にランクしている3つをご紹介します。



第1位 在留資格活動が無くなった事による取り消し
  • 『留学』の在留資格を持っている留学生が、学校を退学または除籍された後、他の学校に入ることもなく3か月以上在留していた

  • 『技術・人文知識・国際業務』の在留資格を持っている者が、勤務先を退職した後に、技術・人文知識・国際業務の該当性がある仕事をすることなく、3ヶ月以上在留していた

  • 『技能実習』の在留資格を持っている者が、実習先から失踪し、3ヶ月以上在留していた


第2位 無資格の資格外活動による取り消し
  • 『留学』の在留資格を持っている留学生が、学校を退学または除籍された後、他の学校に入ることもなく、アルバイトをして滞在していた

  • 『技能実習』の在留資格を持っているものが、実習先から失踪し、他の会社で働いていた

  • 『家族滞在』の在留資格をもっているものが、フルタイムで会社で働いていた


第3位 入国理由の虚偽申告による取り消し
  • 『技術・人文知識・国際業務』の在留資格を取得するために、実際には働いていない会社を勤務先とし、虚偽の申請書や雇用契約書を提出した

  • 『技術・人文知識・国際業務』の在留資格では認められていない現場作業を行う予定であるが、専門的な業務に従事するという虚偽の説明資料を提出した

  • 『日本人の配偶者等』の在留資格を取得するために、日本人と偽装結婚をし、あたかも婚姻の事実があるような資料を提出した


日本に滞在する多くの外国人の方の中にも『これくらい大丈夫』と軽く考えている方も多いように思います。

『少しぐらい大丈夫』という、軽い気持ちで生活したり申告したりすることで、急に在留資格を失うことになり今まで努力したことが無くなることもあります。


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